洗濯機の乾燥フィルター掃除が面倒な人へ、日立フィルターレスモデルの実力

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乾燥機能付きのドラム式洗濯機は便利ですよね。

一方で、乾燥のたびに出る糸くずやホコリをフィルターから取り除く作業が面倒なところもあります。

日立グローバルライフソリューションズのドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」は、乾燥フィルターそのものをなくし、自動お掃除機能でホコリを一か所に集める構造を採用していると発表されています。

結論から言うと、この「お手入れの手間を減らす」という価値は、年間の作業時間に換算すると意外と大きな差になります。

この記事では、日立ビッグドラムのフィルターレス構造の仕組みと、その手間削減効果を時間換算した試算、実売価格、口コミ・デメリットまで詳しく見ていきます。

乾燥フィルター掃除がなぜ面倒なのか

一般的なドラム式洗濯乾燥機は、乾燥運転のたびに専用フィルターにホコリが溜まる仕組みです。

放置すると乾燥効率が落ちたり、乾燥時間が長くなったりすることがあります。

毎回フィルターを外して手で取り除く作業は、忙しい人にとっては地味に負担になりやすいものです。

「面倒でつい後回しにしてしまい、洗濯物が溜まる」という悩みにつながりやすいポイントなんです。

フィルター掃除を忘れたまま乾燥運転を続けると、乾燥時間が長引くだけでなく、電気代がかさむ原因にもなり得ます。

「気づいたらフィルターが糸くずでびっしり」という経験がある人も、意外と多いのではないでしょうか。

日立「フィルターレス構造」の仕組みと、手間を時間換算してみる

日立のビッグドラムは、「乾燥ダクト自動おそうじ」「洗濯槽自動おそうじ」「ドアパッキン自動おそうじ」という3つの自動お掃除機能を組み合わせています。

従来フィルターに溜まっていたホコリや糸くずを自動的に集める仕組みを採用していると紹介されています。

これにより、利用者が都度フィルターを手入れする手間を減らせるとされています。

あわせて、洗濯容量を11kgから12kgへ拡大しながら本体サイズは維持し、乾燥時間も従来モデルと比べて短縮されたと報じられています。

ここで、この「手間の削減」を具体的な数字に置き換えてみましょう。

仮に、乾燥運転のたびにフィルター清掃で2〜3分かかるとすると、週に5回乾燥機能を使う家庭では、1週間でおよそ10〜15分、1年間ではおよそ9〜13時間ほどの作業時間がかかっている計算になります。

フィルターレス構造によってこの作業がほぼ不要になるとすれば、月1回程度の糸くずフィルターチェックだけで済む分、年間の手入れ時間を大きく圧縮できる可能性があります。

数字にすると小さく見えるかもしれませんが、「うっかり忘れて洗濯物を溜め込んでしまう」という心理的なハードルが下がる効果も含めると、共働き世帯にとってのメリットは体感以上に大きいかもしれません。個人的には、年間10時間前後という数字よりも、この「忘れてもいい」という安心感の方が、実際の家事負担の軽減としては効いてくるのではないかと感じています。

モデルごとの容量とサイズの違い

ビッグドラムには、容量の異なる複数のモデルが用意されているとされています。

たとえば「BD-CX100P」は洗濯10kg・乾燥5.5kgの大容量タイプ、「BD-CG80P」は洗濯8kg・乾燥4.5kgのコンパクトタイプと紹介されています。

奥行きはBD-CX100Pが645mm、BD-CG80Pが595mm程度とされ、従来モデル(奥行き720mm程度)と比べてコンパクト化が図られている点も特徴のようです。

洗濯槽のドラム径は535mmと従来モデルと同等のサイズを維持しているとされ、容量を保ちながら設置性を高める工夫がうかがえます。

発売時期は2026年6月中旬ごろ、価格はオープン価格(メーカー希望小売価格が定められていない販売方式)とされています。

あわせて、洗剤を高濃度で使う洗浄コースや、布の種類・汚れ具合に応じて設定を自動調整する「AIランドリー」機能、乾燥時の運転音を39dB程度に抑える低騒音モードなども搭載されていると紹介されています。

実際の使用感として紹介されている内容

家電メディアのレビューでは、フィルターレス構造を1カ月ほど使用した結果として、ドアパッキン裏にたまるホコリの量が想像より少なかったという感想が紹介されています。

従来モデルであれば2〜3日でたまるはずの量のホコリが、1カ月使用後でもそれほど蓄積していなかったとされ、自動お掃除機能の効果を裏付ける内容として紹介されています。

日常的なお手入れは、本体下部にある「糸くずフィルター」を月1回程度チェックする程度で済むともされています。

毎回のフィルター掃除から解放されつつ、最低限のメンテナンスは残る、というバランスの取れた設計と言えそうです。

日立ビッグドラムBD-CX100Pの実売価格はいくら?

日立の家電品オンラインストアでの参考価格は、BD-CX100Pがおよそ204,600円(2026年8月時点)とされています。楽天市場や家電量販店でも20万円前後で取り扱われているケースが多いようです。

コンパクトタイプのBD-CG80Pは、洗濯8kg・乾燥4.5kgとやや容量を抑えた分、実売価格はBD-CX100Pよりやや低めに設定される傾向があります。

ドラム式洗濯乾燥機としては標準的な価格帯ですが、乾燥フィルター掃除という日常の手間が減る点を踏まえると、時間的コストの削減効果もあわせて検討したい価格です。

BD-CX100Pの口コミ・デメリットは?

フィルターレス構造そのものについては、家電Watchの実機レビュー(1カ月使用)で、想定より汚れの蓄積が少なかったと紹介されていることは先述のとおりです。

一方で、同じ「らくメンテ」構造を搭載する日立の上位モデル(BD-STX120H)を1カ月使用した家電Watchのレビューでは、良い点だけでなく気になる点も具体的に挙げられています。

たとえば、「液晶パネルの操作が直感的にしづらい」「スタートボタンを探す手間がある」といった操作性への指摘や、綿素材は乾燥時に「特にシワになりやすい傾向がある」という声もありました。

また、ヒーター式乾燥のため「ヒートポンプ式に比べて電気代が高くなる」という点や、購入時は「AIお洗濯」「自動投入」機能が工場出荷時にオフになっており、気づかないまま使ってしまう可能性がある点も指摘されています。

フィルター掃除の手間が減る一方で、こうした操作性・電気代・初期設定まわりの注意点は事前に把握しておくと安心です。プレスリリースや公式発表だけを見ていると「手間が減る」という良い面ばかりが目立ちますが、実機レビューまで突き合わせると、電気代面ではヒートポンプ式に軍配が上がる、というバランスの取れた見方ができます。

日立ビッグドラム vs 東芝ZABOON(XP4シリーズ) どちらが良い?

乾燥フィルターの手入れを減らしたいなら、東芝ZABOONのXP4シリーズも比較候補になります。

東芝XP4シリーズも「乾燥フィルターレス」構造を採用しており、日立と同様にお手入れの手間を減らす方向性で開発されています。

比較記事では、乾燥の仕上がり(シワの少なさ)やアイロンの手間を重視するなら日立ビッグドラム、ヒートポンプ乾燥を抑えめの予算で・静音性や泡洗浄を重視するなら東芝ZABOONが向くと整理されています。

どちらもフィルターお手入れの手間そのものは軽減できるため、乾燥の仕上がり方や静音性など、自分が重視するポイントで選び分けるのがよさそうです。

なお、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機にも自動槽洗浄や糸くずフィルターの掃除頻度を抑える機能を搭載したモデルがあり、「フィルターレス」を明確に打ち出しているのは現時点では日立・東芝が先行している印象です。個人的には、電気代を最優先するなら東芝、乾燥後の仕上がりにこだわりたいなら日立、という住み分けが分かりやすいのではと感じます。3社の最新モデルを横並びで比較したうえで、自分の家庭にとって譲れない条件(仕上がり・静音性・価格)を先に決めておくと、選びやすくなります。

導入前に確認しておきたいこと

  • 設置スペース:ドラム式は奥行きが大きくなりやすいため、搬入経路と設置スペースの採寸は事前に行っておくと安心です。
  • お手入れ頻度:フィルターレスといっても、洗濯槽や排水経路の定期的なお手入れが完全に不要になるとは限らないため、取扱説明書で推奨されるメンテナンス内容を確認しておくとよいでしょう。
  • 価格帯:高機能モデルは一般的に価格が高めになる傾向があるため、他の乾燥フィルター付きモデルとの比較検討もおすすめします。
  • 家族の人数と洗濯量:単身〜2人暮らしならBD-CG80Pのようなコンパクトタイプ、3〜4人家族で毎日大量に洗濯するならBD-CX100Pのような大容量タイプが候補になりやすいでしょう。
  • 騒音への配慮:夜間や早朝に乾燥運転をすることが多い家庭は、低騒音モードの有無や運転音の目安も確認しておくと安心です。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 乾燥のたびにフィルターを外して掃除するのが面倒に感じている人
  • 共働きで洗濯物を溜め込みがちな人
  • 洗濯槽・乾燥の仕上がりを重視し、多少価格が高くても手間を減らしたい人

向いていない人

  • 初期費用をできるだけ抑えたい人(20万円前後は洗濯機としては高価格帯)
  • 電気代をできるだけ抑えたい人(ヒーター式乾燥のため、ヒートポンプ式より電気代が高くなりやすい)
  • 設置スペースに余裕がなく、奥行き645mm前後の本体を置くのが難しい住居に住んでいる人

「フィルターレス」という言葉だけでなく、価格・電気代・設置スペースまで含めて、自分の生活に合うかどうかを確認してから選ぶと失敗が少なくなります。特に賃貸住まいの場合は、搬入経路の幅や設置後のドア開閉スペースまで採寸しておくと、購入後のトラブルを防ぎやすくなります。掃除の分野でも、[全自動ステーション付きロボット掃除機](https://noborublog.site/robot-vacuum-18)のように「メンテナンスそのものを自動化する」という発想の製品が増えています。

まとめ

日立のフィルターレス構造は、乾燥フィルター掃除の手間そのものを減らす発想の洗濯機です。

洗濯物を溜め込みがちな理由が「お手入れの面倒さ」にある人にとっては、日々の負担を軽くする選択肢の一つになります。

BD-CX100PとBD-CG80Pのように容量の異なるモデルが用意されているため、家族構成や設置スペースに合わせて選べる点も心強いポイントです。実売価格はおよそ20万円前後とけっして安くはありませんが、乾燥フィルター掃除にかかっていた年間9〜13時間ほどの作業時間や、洗濯物を溜め込みがちだった心理的な負担まで含めて考えると、検討する価値のある一台と言えそうです。洗濯機の「お手入れのしやすさ」以外にも、洗える衣類の幅を広げる工夫は進んでいます。たとえば[ダウンジャケットコース搭載の洗濯機](https://noborublog.site/down-jacket-washer-21)のように、自宅で洗える衣類の種類を増やす動きにも注目です。

詳しい仕様や特長は日立の家電品公式サイトで確認できます。


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